のだ初

先輩社員インタビュー

藤田 霞

藤田 霞

鶏卵部 アグリ課 桃太郎農場/2015年入社

2015年中途入社。開発企画部開発課を経て開発企画部店舗運営課うぶこっこ家を経て桃太郎農場へ配属。

Q1.今、どんなお仕事をしているんですか?

朝一番に鶏舎に入り、おはよう!と声をかけながらニワトリの健康状態や、鶏舎内で何か異常や変わったことがないかなどの確認をします。毎日たまごを産んでくれているニワトリたちが、心地よく過ごせるために、どうやって管理をしていくのが良いのか、観察と学びの毎日です。

 

また、鶏舎から集卵ベルトにのって集まってくるたまごを検卵し、出荷用の台車にのせていったり、鶏舎内の清掃や修理などもします。

 

買ったたまごを見て、「これはニワトリが産んだんだ。」とイメージする人は少ないかもしれませんが、ただの食べ物ではなく、命が作ってくれた産物です。

その産物を作ってくれるニワトリたちのためにできることを試行錯誤しながら日々過ごしています。

Q2.のだ初に決めた理由を教えてください!

前職では、東北地方の放し飼い養鶏や養豚の生産現場にいました。当時、「養鶏の友」という業界誌を購読していて、その中の2~4ページにかけて四代目が毎月記事を書かれていました。四代目の考え方や想いなどを読んでいると、養鶏業界にこんな考え方の社長さんがいるのか‼とかなり衝撃的で、いつのまにか「養鶏の友」が届くと、四代目の記事からめくって読んでいる自分がいました。

その頃の私は、畜産や養鶏の仕事に就くという夢を叶えていて充実はしていたものの、そろそろ生産現場だけでなく、生産者の想いを伝える役目を果たしたい、次のステージに進みたいと考えていた時期でした。四代目ってどんな人なのかな、のだ初ってどんな会社なのかなと気になっていたのもありますが、購読から2年ほど経った頃、何を思ったか、その時のいろんな想いをお手紙にして四代目に送ったのをきっかけに、岡山に来させて頂きました。

四代目には採用面接で初めてお目にかかりましたが、初めて会った感じはせず、面接後の食事会でいろんなお話しを聞かせていただき、四代目の下で働きたい!と、転職に迷いはありませんでした。

突然飛び込んできた私を、四代目ものだ初のみなさんも受け入れて下さいました。今 私がここで笑顔で過ごせているのは本当にみなさんのおかげです。

Q3.今までで一番苦労した仕事は何ですか?

のだ初に入社するまでツナギ(作業着)で走り回る仕事をしていましたが、最初に配属された開発課では通販関係のホームページを作ったりPOPやギフトのチラシを作ったりと、ほとんどやったことがないパソコンの仕事が多く、対面以外の方法で「伝える」という仕事は、最初はとても大変でした。

Q4.どうやって苦労を乗り越えたんですか?

初めてやることばかりでしたが、「まずは自分でやってみる」ことを意識しました。上司に聞くのは簡単ですが、ラクをして聞いたことはすぐ忘れます。自分で調べたり、時間はかかっても自分でやってみたりすると、身になるスピードが全然違うことを知りました。

それでも周りのみんなに本当にたくさん助けてもらいました。一人じゃないから乗り越えられたんだと、恥ずかしながら、今になって実感しています。

Q5.仕事を通してどんなことを学びましたか?

生産現場の想いが少しずつ分かってきて、できるようになることが増えると自信にもなり、のだ初の一員になれた実感がもてました。最初は何もできなくても、1年後も同じままということは絶対にありません。その時はしんどいと感じても、どんな仕事も経験も必ず自分の財産になるということを学びました。

のだ初に来るまでは、大抵のことは一人でなんでもできると自信過剰でいましたが、それは作業の部分であって、たった一人でできる志事(しごと)なんて無いということを知りました。

Q6.仕事へのモチベーション!教えてください!

間違いなく、「美味しい!」と言って食べてくださるお客様と、そのたまごを産んでくれるニワトリたちと、のだ初の仲間のおかげです。

そして、私自身、ニワトリが大好きですし、畜産業はとてもやりがいのある、カッコイイ仕事だと思っているので、好きなことを仕事でさせていただけるのは、とても幸せなことです。

ニワトリたちの飼養管理はとても面白いですが、難しさと、言葉を話せない命と向き合っている責任があります。

また、ニワトリたちはペットではなく、産んでくれたたまごは、私たち人間(お客様)が食べる産物になります。昔は、大好きなニワトリだけ見ていれば良いという考えでした。しかし、ニワトリを健康に管理する先には、ファンでいてくださるお客様に、この子たちのたまごが届くということがあるのです。

だから生産者として、安心安全で、この子たちのたまごじゃないとダメ!と言ってもらえる美味しいたまごを産んでもらえるように努めたいと考えるようになりました。

その目線になれたのは、たくさんのお客様と触れ合う、うぶこっこ家で接客の経験をさせてもらったからです。なので、たまごを食べてくださる多くの人のためにも、ニワトリたちのためにも、まだまだスキルアップしたいという気持ちが強いです。

Q7.こんな人、待っています!

私はのだ初の軸である「善き仲間と善き事業 善き人生を創り続ける」という経営理念の言葉が好きです。

やりたいことがない。特に夢もない。なんとなく就職先を探している。そんな人もいるかもしれませんが、どうせ働くなら、やりたいことをする人生の方が良いと思いませんか?

私も入社してからたくさんチャンスをもらい、チャレンジをさせてもらい、成長の階段を一歩ずつ登っているところです。

 

理想は求めるものではなくて、自分たちで創り上げるものだから、部署や役職関係なく、チームになって同じ方向を向いて進みたい。そのために自分たちが何をすべきかを、これから出会うみなさんと一緒に考えて進めたらすごいことが起こると思います!

 

四代目は、私たち従業員を息子、娘と呼んでくれ、失敗してもいいからまずはやってみろ!と言ってくださいます。こんなにたくさんのチャンスをくれる会社はなかなか無いと思います。スキルや知識を持っていることよりも、人として当たり前の気持ちの良い挨拶ができるか、仲間を大切にできるか、自分はこうしたいという意志を持っているか。自分らしさ全開か。

そんな1人ひとりの「らしさ」を大事にしてくれる会社です。

 

会社が採用する人を選ぶイメージがありますが、志望する人も会社を選ぶ側だと思います。のだ初が目指すこと、大事にしていることを知り、共感できるかできないか。

自分の大切な善き人生のためにしっかり見極めてください。

 

そして、のだ初やうぶこっこ家の、作り手の想いが詰まった商品を、是非食べて感じてみてください。

Q8.休みの日の過ごし方

2018年から始めた乗馬に行ったり、外食が好きなので、友達とランチに行ったり、ボーリングやスポーツをしたりして過ごしています。